2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

10秒でモンスターになれる

電車に乗ってつり革につかまって読書をしていた。仕事からの帰宅中で疲れていた。左の方から大きな音がした。傘が倒れる音だ。反射的に音の方を見ると、通路に赤い傘が伏せている。持ち主であろう若い女性は、スマホを操作していた。真剣な顔をしていた。 よ…

理想の冬の一日

理想の冬の一日 会社から目的のない三連休を頂けることがあり、仕事の隙間時間等々、三連休をいかにして過ごすか計画を立てるのが好きなのだけれど、やはり時間があるのだから、時間がなければ実行が難しい・実行が面倒である行楽などを候補に上げることは多…

超次元的な愛

姉の家の小鳥の名前は「れもん」といって、名が表している通りに、華やかな黄色の羽毛をまとったコザクラインコだ。とてもかわいらしい小さなインコ。僕は鳥が好きだ。 鳥の好きなところ。羽毛が柔らかそうなところ。恐竜みたいなうろこのある脚。まんまるの…

ありがとうのきもち

そして仕事から帰り、ゲームも済んでいることだし、好きなだけ絵も描いたのだし、映画でも見ようかなと、アマゾンプライムビデオでインド映画を一本見ました。それからお風呂に入って、視界がぐるぐると回転するほど温まった後は、バスタオルで体を拭いて冷…

町と僕

北国の片田舎に生まれました。 本当に何もない小さな町でした。僕の生まれた家からは、海が見えました。海は夏になると青黒く波打ちました。綺麗なことは綺麗ですが、もっと恐ろしい感じがする海です。冬になると、空の色を映して重い灰色になりました。灰色…

秋なので

wikipediaによると、らくがきというのは、"文字や絵を面白半分やいたずらに書き記す行為 "ということになるらしいのだけれど、絵を描く時、らくがきが一番たのしいよなあと思う。 3ヶ月に1回くらい、ものすごくらくがきを描きたくなるときがあって、そういう…

ゲームオーバー

最後にパソコンの前に座ってから9日が過ぎている。 改めていつものパソコンデスクを眺めてみると、なんだか異様に散らかっていた。以前から散らかってはいたものの、すっかり当たり前の光景になってしまって、雑然としていることにすら気がつかなかった。汚…

夜走るのが楽しい

帰宅してすぐスーツを脱いでTシャツと短パンに着替えランニングシューズを装着した。ドアを開けると外は夜。星々と月。空気はひんやりしていて幻想的な生き物が建物の隙間からニュッと出てきてもおかしくはない。ランニングシューズのゴム底は神秘的なまで…

ながされないこころ

好きなことが出来る時間と心と体力がそろいました。 それで、何をしようかなと考えました。 やりたいことはたくさんありましたが、今やりたいことはひとつでした。 それはお散歩へゆくことでした。 いつものお散歩の道を歩きます。僕はカメラを持ってきまし…

月曜日

月曜日が休みの日は映画を見に行くことにしている。 風呂に入って体を清め、服を着て外に出ると、まるでうららかな春がやってきたような明るい日差しが地上を照らしていて、半袖を着ていてよかったなあと思うのだけれども、季節感の全くない格好をしていると…

強い雨の中を駆け抜ける

駅の構内から濡れた路面が見えてた。朝は降ってなかったから傘を忘れた。 雨やどりしてる集団が響いてる。待ってるんだとすぐ分かる。 傘が無いときは隠れてるのが普通なんだろうか。静けさを待つのが。 博打が嫌いなのは努力をしても意味がないからだ。これ…

退屈について

いつもとは違う場所で仕事をすることになった本日は、退屈という気持ちを得る貴重な一日となり、退屈だなあと感じたのは2年ぶりくらいで、平素の生活において暇だとか退屈だとか全く全然感じておらずむしろ一日が35時間だったらいいのだすけど、はっきり…

フランダース

東京の町の面白いところは、町ごとに趣向があるところで、冒険者の町アンキルト、妖怪の町ネラーディス、ランウェイの町リセラ、知の町神保町、電気の町秋葉原、文化の町上野、みたいな風な、これはRPGとまったく同じである。RPGの面白みの一つに新し…