前置き
7月22日でこのブログは1周年を迎える。
1年は続けるつもりだったので、僕は満足です。
更新したりしなかったりだったけれど、まあ、がんばったんではないかなと思う。
(実力不足以外には)特に悔いもないので、あとひとつ記事を書いたら、このブログの更新をやめようと思う。
僕はブログを作ったり辞めたりするのが本当に好きで、おそらく書くことよりも好きなんだと思う。
はじめることができるということと、やめることができるということが、素晴らしいことだと思いたいんだと思う。
いつもなら問答無用でブログを削除するのだけれど、そろそろ大人になろうと思い、このブログは野ざらしにしていこうと思う。野となり山となればいいと思う。
削除しない理由は、このブログの記事が、ひとつ賞をいただいたからである。
削除してしまうと、はてな編集部さんを嫌な気持ちにさすのではないかと考えたのである。
以前賞をもらったブログは、言語道断で削除してしまったのだけれど、それはそれとして、ここは残しておくことにする。
賞云々以外にも理由がある。ここに書いてある変てこな文章が、もしかしたら誰かを楽しませるかもしれないし、誰かが気に入った文章があったかもしれないからである。
このブログは幕を下ろすのだけれど、もちろん次がまたあるのだと思う。
なぜなら僕は前述のとおり、やめるのと同じくらいはじめるのが好きだからである。
もういいよ! とお思いの向きもあるかと思うけれど、お付き合いいただけると幸いである。
幸いである、などと偉そうなのは、虚勢を張っている風のジョークなのだけれど、本当のことを言えば、僕はひとりひとり、頭を下げて「今度は面白く書きます。見てください。お願いします」と言って回りたい。
そんなことを言って回ったところで、困らせるだけなので言わないけれど、きっとたぶん、僕はこれから「見てください読んでください。お願いします」という気持ちでやっていくのがよいのだろうなと思っている。
僕はコンテンツではない。けれど僕の書く文章は、コンテンツなのだろう。僕の書く文章は、僕ではないのだから。その上で僕には、僕の文章を見てほしい人が何人かいて、その人たちに楽しんでほしいと思っていると、気がついたから。
とりあえず最後の記事を書いてから、次のことを考えようと思います。