2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

整理のつかない最近のこと

どうも幾分疲れているようだった。疲れているだけならまだしも、頭の具合が良くない。思考のバランスを欠いている。そのようなよくない状態が長期に渡って続いており、休息の仕方も忘れる。睡眠が一番の薬だと判ってはいる。けれど眠れない時期も突然やって…

コンコンブル・ファルシについての無意味な文章

言葉は言葉を呼ぶ。けれど言葉はあまりイメージを呼ばない。イメージを呼ぶのはイメージだった、と僕は思い出した。一日をぼうっと過ごしていると、言葉を持たないイメージがくっきりと脳に浮かび上がることがある。それはすごくどうでもいいことだ。そうい…

街角ダンス

非常にたびたび街角で、誰も見たことがないステップを踏みます。 大した用事ではないのだけれど、七月の記念のために田無に向かう。 地下鉄を乗り継いで都営大江戸線へ。 大江戸線の窓も、ほかの路線と同様に開いている。換気のためだ。 しかし僕がよく使う…

心配性

傘をたたんで、バスに乗った。 乗客は三人だった。右後方のひとり席に老人。最後部の五人掛けの席に小学生とおぼしき女の子が二人。 僕は、床がタイヤの形に盛り上がっているひとり用の席に座った。 ポケットから携帯を出して、森見さんのエッセイを読みかけ…

適当

下手の考え休むに似たりというので、少し休みます。 自分ばかり仕事をしているような、なんだか仲間たちが何もやってくれないような、そんな気持ちになることがたまにあって、そういう時は決まって忙しい時だ。 当たり前のことかもしれないけれど――暇な時に…

銭湯

今日は始めて地元の銭湯に行った。 温泉ではなく、銭湯だ。 この町の色々な場所を見ておこうと思った。 それに、あんまり人もいないだろうなと思っていた。 最高気温は28℃。 ひどく暑かったから、湯に浸かったら気持ちいいだろうなと思いながら日差しの中を…

感覚

今日も出勤だったんだけれど、会社には本当に僕しかいなかったし、僕しかいないという事態は以前から通常の業務に組み込まれていたことだから特にどうのこうのと考えることはないんだけれど、僕がひとりで放心しているだけなのに業務に支障が出ないという点…

熊のぬいぐるみ

ひさしぶりにモヒカン先輩の顔を見た。 緊急事態宣言前と比べても目立つ変化はなかった。 僕の姿にもあまり違いは見られなかったろう。 ひさしぶりに顔を見たにも関わらず、そもそもひさしぶりという感じも薄い。 モヒカン先輩とは事あるごとに電話で情報共…

イオンに行きました

同じ場所に留まることで思考が固定され広がりを欠き刺激の減少により欲望が減衰し他者と自らを相対化しなくなるため自我が希薄になり内省的かつ内向的な側面が助長され小さな生活サイクルの中にいるセルフイメージが根付き頭があたらしい発想をやめ円環の理…